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シェア型書店「城南書店街」で開かれている「ZINEをつくる編集会議」。この日は、それぞれが自分の作業の進み具合を共有していた=2025年11月16日午前10時16分、香川県丸亀市山北町、山田健悟撮影
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 「金ちゃんヌードルが出てくれば歓喜し、うどんと聞けばテンションが下がる。私にとってうどんはそういったものだった」

 こんな前書きで始まる一冊の本がある。タイトルは「うどんはそんなに旨(うま)いものではなかった」。香川名物のうどんをおとしめる本かと思いきや、そうではない。

 うどん店「おか泉」の、今はなき坂出駅前の店で食べた味。「さか枝うどん本店」で朝食べるうどんの温め具合へのこだわりなどが12ページにわたって書かれている。

 うどん愛が伝わってくるこの本は、個人や小規模グループが少部数発行する「ZINE(ジン)」と呼ばれるものだ。書き手も著名な作家やグルメライターではない。香川県丸亀市の本好きの会社員、湊智洋さん(49)が1年ほど前に初めてつくったものだ。

 執筆や写真配置はワードで行い、インターネットで注文する印刷サービスを利用して100部刷った。価格は作り手が自由に設定でき、湊さんは1部200~300円で販売。これまでに40部ほどが売れたという。

見た目も形式も様々

 こうしたジン作りの人気は高…

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